日本一周 115日目 8/29
※今回は震災遺構などが登場します。
苦手な方はそっと戻るボタンをお願いします。
こんばんは、きょぼんです。
正直旅に出る前は被災地に観光するなんて本当に良いのだろうか？と思っていました。
でも今は声を大にして言えます。
みんな、観光しようぜ！
今日は釜石の平田地区を出発して海岸線に沿って南下していきます。
まず始めに訪れたのは奇跡の一本松。
元々この一帯は松林があったそうですが、あの一本を残してすべて流されてしまったそうです。
凄いなぁ、あの津波でよく残ったな…
一本松から少し進むと旧気仙中学校がありました。
躯体だけを残してありとあらゆる物が無くなっていました。
ただそこに建っているだけなのに、なんでこんなにも目が離せないんだろう…
あれからしばらく走り、南三陸さんさん商店街へやって来ました。
お昼はお目当てのお店があるのでそこまで我慢ですが、時間はもう12時。
流石に空腹がしんどくなってきたので海の幸をつまみましょう。
ロイヤルフィッシュさんで活ホヤ刺をいただきます。
実は人生初ホヤです。
食べてみるとホタテの貝ヒモ刺しのような食感でしたが、それよりも断然肉厚で柔らかい。
そこにホヤの旨味と塩気、肝の苦味とえぐ味、ポン酢の酸味が合わさり美味しい！
あ、これ日本酒欲しくなるやつだ。あかん。
ホヤ食べて元気が出たら、女川へ本命のお昼を食べに行きます。
ニューこのり 活穴子天丼。
私穴子大好きなんですよね。
丼からはみ出さんばかりの穴子はサクサクあつあつ。
それでいて身はふっくら、皮目はとろりとしていて最高！
味噌汁も魚の出汁やすり身が入っていて美味しかったです。
孤高のグルメで五郎さんも来たらしいっすよ。
ご飯を食べたら暫くお散歩。
個人的に女川は防波堤を作らない復興プランを発表した時からとても気になっていた所でした。
何故他の所はしないorできないのだろう？
人を命を守る為の防波堤であるけど、人を活かしてくれた海を遠ざける事になるのではないか？と。
勿論行政の勇気と覚悟と住民の理解あってこそだとは思いますが、女川の地理的要因もあるのかなと感じました。
嵩上げしたのかわかりませんが、女川は山に囲まれた港町といった印象。
他の所は海岸線に沿って低い土地が続いていたように思います。
また、復興の過程で都市計画もしっかりとされていると感じました。
海が近いことで利がある施設、工場などを低地に、住民は高台にと住み分けられていました。
高台移転している住宅もありましたね。
これらの事から、女川は防波堤を作らない決断をしたのかな、と。
まあ私の憶測による邪推でしかありませんが、とにかく女川良い所でした。
女川を堪能した後は松島へ向かいます。
カメラでは上手く映らなかったですが、想像してたより松島は綺麗でした。
しかし、太平洋側は太陽が山に沈むせいか夕方の観光はイマイチに感じますね。
しっかりと綺麗なものを見たければ朝か昼に訪れるのが良さそうです。
松島観光の後は仙台市内に取った宿にチェックイン。
Hostel KIKOさんにお世話になります。
明日、明後日と天気がイマイチなのと、仙台はゆっくり観光したい所だったので3泊分宿を取りました。
夕飯は毎度おなじみツナのペペロンチーノ(にんにく・唐辛子無)
以前泊まったライダーハウスばるかんさんに停滞しようとしていた時の残りです。
うん、美味い。
どんどんペペロンチーノ作るのが上手くなっていく…
あ、今回は2つコンロが使えて、パスタ茹でながらソースを作ることができたからかな。
ペペロンチーノを美味しく作りたいみんな、パスタ茹でるお湯に入れる塩はケチるな。
ちょっとしょっぱいスープくらいの塩気にするんだ。
あと乳化はしっかりだぞ。
茹で汁スプーン3杯くらい入れて白く濁るまで混ぜるんだ。
それで見違える程美味しくなるぞ。
ご飯を食べたら近所を散歩してアイスを食べたりした後、ブログなどデータをまとめて就寝。
明日はバイク置いて仙台観光してこようかな。
距離
19880km→20116km 236km
支出
給油 3.86L 549円
活ホヤ刺 300円
活穴子天丼 1836円
Hostel KIKO(3泊分) 9324円
その他食費 574円
計 12583円
